かつてはその日のうちに東京へ帰れなかった時間帯。「かがやき」518号で帰る
もう6ヶ月も前の話です。
10連休の内、1日だけ金沢への日帰り旅行を楽しみました。
帰路は金沢21時発の「かがやき」518号です。
北陸新幹線に乗って見て、改めて隔世の感を覚えます。
かつては20時代の時点で金沢にいたら、もうその日のうち東京に帰ることはできませんでした。
早朝到着の夜行列車で帰るか、宿に泊まるしかなかったのです。
国鉄時代の1970年代前半は、長岡経由の急行「北陸」が2本と長野経由の急行「越前」がありました。
1975年に急行「北陸」の内1本が特急に格上げになり、残る1本は「能登」となりました。
上越新幹線が開業すると「越前」が廃止になりました。
国鉄が民営分割されると、JR東日本と西日本と2社にまたがって走る列車になりました。
特急「北陸」と急行「能登」は北陸新幹線開業まで走ると思いきや、開業前に廃止になってしまいましたね。
これはまだ乗車前の光景です。
金沢から上野行きの夜行列車で帰った遠い日を思い出しながら、私は「かがやき」518号で帰りました。
これから5ヶ月後、北陸新幹線には大災難に遭いましたね。
台風で千曲川が氾濫し、長野の車両基地に停泊していた車両が冠水。
冠水した車両は廃車に追い込まれる羽目になり、JR東日本の痛手は大きいですね。
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