光市母子殺人事件の判決から考える
帰宅してパソコン立ち上げ、ブログの管理画面を開いてみたら、昨年5月27日にアップした記事「本村洋さんとコウノトリ」へのアクセスがダントツ。
http://stoyachi.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_9b45.html
そうですね。広島高裁であの光市母子殺人事件の判決が出たのですね。この記事がyahooなどの検索にヒットした影響のようです。
私は死刑推進派でも反対派でもないけど、この事件の犯人には同情する気は全くありません。
だけど、日本に終身刑がないのは問題ですね。死をもって罪を償うという方法もあるのかもしれないけど、死ぬまで刑務所から出られず、朝早くから夜遅くまで無償労働に従事させることで罪を償わせる道もあっていいのではと思います。この事件の犯人はたとえ10年先、20年先になっても、シャバに出すべきではないでしょう。
ところであの弁護団は控訴するつもりなのでしょうか?控訴してまた法廷で被害者や遺族を冒涜する言動を行うつもりでしょうか?それとももっと狡猾な手段を使うのでしょうか?
だけど、犯罪が全くなくなることはないにしても、少なくするためには、やはり小さい頃からの教育でしょうね。戦前のように厳しすぎるのもいけないが、甘やかしすぎてもダメ。やっていいことと悪いことを曖昧にした教育では、真人間になりにくいでしょうね。
それと政治。国民から税金をふんだくり放題ふんだくって、政治家や官僚が無駄遣いやりたい放題で、もっと無駄遣いしたくて増税をするような政治が行われているのでは、人々の心は荒廃しますよね。
しかし、だからといって殺人をしていいわけないのです。生後間もない赤ちゃんを床に叩きつけ、首にひもを巻きつけてて殺すなんて、人間のやることではありません。
小原保という死刑囚は、死刑になる直前、「今度、生まれてくるときは真人間に生まれてきます」と言ったという話を聞いたことがあります。
また、島秋人という死刑囚は、死刑になるまで短歌を詠み続け、毎日歌壇などに作品が入選したそうです。
永山則夫という死刑囚は、獄中で小説を創作し、新日本文学賞というのを受賞したそうです。
この光市母子殺人事件の犯人も、これら3人の死刑囚を見習ってほしいものです。
« 後期高齢者医療制度と黒いチャンチャンコ | トップページ | 佐藤美保選手、織田記念に出場して優勝 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 岸田内閣と財務省による能登半島切り捨て政策を許すな!(2024.06.09)
- 山本化学工業が、ウエットスーツ素材のマスクを販売(2020.03.31)
- 東洋紡とコロナウイルス検査試薬と北陸新幹線(2020.03.07)
- 「なぜ世界で新幹線が愛されるのか?」NewsSphereの記事(2020.01.02)
- 「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏が参議院選挙に当選!この政党、今後どんな活動をしていくのだろう……?(2019.07.29)
「社会」カテゴリの記事
- 貨物列車というより、荷物列車では?8月31日、上越新幹線でトライアル運行(2023.08.16)
- 熊本県が破壊される?(2023.07.08)
- 社員研修で、「青春18きっぷ」で一人旅をさせる会社(2023.04.19)
- 「えきねっと」を騙り、フィッシングをする奴は誰だ!(2023.03.01)
- 券売機に飲料水をぶっかける奴は誰だ!?(2022.05.01)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 光市母子殺人事件の判決から考える:
» 本村さんに敬意を表する。 [親父の威厳 毒吐き編]
【産経抄】4月24日
2008.4.24 02:34 [続きを読む]
この事件本当に嫌な事件ですね。本村さんの苦しみを思うと辛くなります。裁判の内容も不可解で、良く理解できません。犯人の心の闇も解りません。このまま裁判が終わって良いのか疑問もあります。
「死刑」ついては、日本における冤罪事件の多さを考えると積極的に賛成する事には迷いを感じます
投稿: ふる | 2008年4月23日 (水) 22時09分
ふるさん、コメントありがとうございます。冤罪を考えると、死刑制度には賛成できなくなりますね。ただこの事件については冤罪はあり得ないでしょうね。それと今の自公政権のようなデタラメ政治が行われていては、人心の荒廃を促進し、こんな凶悪犯罪が起きやすくなるような気もします。
投稿: 管理人・スタヤーチ | 2008年4月24日 (木) 00時00分