阿久悠氏と石川さゆりさんと夜行列車
作詞家の阿久悠氏が逝去されましたね。ご冥福をお祈り申し上げます。
阿久悠氏が作詞した歌の中には、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」もありました。
当時は青函トンネルは開通していなく、鉄路で本州から北海道に行くには、青森から青函連絡船に乗らなければならない時代でした。
鉄道マニアの私もこの歌に出てくる「上野発の夜行列車」には敏感に反応しました。当時はその上野始発の夜行列車の全盛期でしたからね。
青森で青函連絡船に接続する上野発の夜行列車には、特急はくつる、特急ゆうづる、急行八甲田、急行十和田がありました。奥羽本線経由で青森に行く列車として、特急あけぼの、急行津軽がありましたね。
青森に行かない夜行列車もいろいろありましたね。特急北星、急行新星、急行男鹿、急行出羽、急行天の川、急行鳥海、特急北陸、急行越前、急行能登、それから急行まつしま、あづま、ばんだい、佐渡、妙高は昼行便が主だったけど、夜行便もありましたね。
あのころの夜行列車は随分なくなってしまいましたね。
阿久悠氏が作詞し、石川さゆりさんが歌った歌の中には「砂になりたい」「火の国へ」にも夜行列車が出てきました(表現は異なりますが)。「砂になりたい」には山陰本線の夜行列車がありましたので、特急出雲や急行だいせん、それから京都発着の寝台車付の夜行普通列車が挙げられますね。「火の国へ」に出てくるのは熊本方面に向かう夜行列車だったので、特急みずほ、はやぶさ、明星、なはが挙げられますね。これらの列車も廃止になったり、規模が縮小されたりしました。
時代は変わったものですね・・・・・・・。
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